物流システム
キット供給システム
キット供給システムとは?
工程別の製造ラインに必要部品をJIT(ジャストインタイム)で供給するために、
物流センターは部品を入荷した時点で工程単位ごとにキット化・保管し、製造スケジュールに基づいて供給するシステムです。
製造工程に合った部品の安定供給
製造工程に合った部品をキット供給することにより、生産性を改善します。
また、工程単位ごとに必要となる部品の入庫状況を事前に管理することにより、製造ラインでの手待ち・手戻り等のリスクを最小限に抑えることができます。
部品別の入荷日指定
工程別に必要となる部品の納品日指定・入荷管理を徹底することで、保管スペースや部品を探す手間などの無駄を省きます。
連続生産の最効率化
上記の「部品の入荷日指定」と製造現場への「部品のキット供給」により、製造スケジュールが立てやすくなり、同型機種の大量生産時における連続生産が実現し、コストパフォーマンスが向上します。
業務フロー
本システムの業務フローをご紹介致します。
業務の流れ | |
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1 | 入荷予定データ・出荷工程テーブル*1取込み |
2 | ハンディターミナルを使用しての入荷検品(検品シール発行) |
3 | ハンディターミナルを使用しての出荷工程別の収納 (出荷工程テーブルにより最適なロケーションを案内) |
4 | 工程別のピッキング指示 (作業指示書とピッキングリストの作成) |
5 | ハンディターミナルを使用しての出荷チェック |
6 | 加工明細作成(Excel) |
*1.出荷工程テーブルとは、工程ごとに必要な部品(種類・数量)をリストアップしたテーブルのことです。
当システムを導入する際は、こちらのテーブルをデータ化した状態で準備する必要があります。
出荷工程テーブルがデータ化されていない場合は別途開発致します。